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今日は2020年5月27日水曜日。
円形脱毛症になった。頭をさわっていて、つるりとした感触があって、そこの部分がはげていることがわかったのである。
円形脱毛症の原因はいまでもはっきりとは分かっていないようだが、いわゆるふつうの脱毛とはことなることはたしかなようだ。一説によると円形脱毛症とは一時的な自己免疫疾患であり、ストレスによって免疫反応がくるってしまって免疫細胞が攻撃しなくていい毛根をせめたててしまうことで、ある部分のみ髪が抜けるのだという。
わたしは繊細にできているようで、ある一定以上のストレスがかかったときに、たいていその円形脱毛が起きる。たしかにこのところ、かなりストレスフルな毎日だった。ストレスとは不思議なもので、こころが負担を感じているのに、その反応はからだにでる。ひとによっては胃が痛くなったり、あるいはおなかが下ったりするのだろうが、わたしの場合は髪にでる。
なお、前回の円形脱毛はおととしの秋だったのだが、そのときはつむじと重なるように症状がでてしまって、一時は一般的な薄毛の症状があらわれたのかと肝を冷やしたものだった。場所が場所だけに隠しようがなく、気に病みながら生活をしたものだった。
あしたはいきつけの皮膚科が休みのため、あさって診察にいってくる。脱毛部分に液体窒素を押し当て、塗り薬をつけ、かつ二種類の飲み薬を飲めばすぐに元の状態にもどるので、症状が出たときはいつも気にしないで、ただ時がたつのを待つようにしている。髪の毛が生えるまで、じっと我慢のときを過ごすのだ。
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