高山宏 學魔_nonbot マニエリスムという人生作法 49~51

マニエリスムという人生作法 49): 『マニエリスム談義』の編集をした高梨治さんの仲介で、2017年に荒巻さんとお会いした。荒巻さんは「緊張した」と言っておられたね(笑)。その後、現代詩の同人誌をまめに送ってくれてね。僕は「律儀な無頼」だから、「勉強になりました」と返事をしているよ。

マニエリスムという人生作法 50): 僕は豊崎由美がけっこう好きなんだ。日本で最初に『ブック・カーニヴァル』(1995)を褒めてくれたのは豊崎さんだった。「世の中にこんな人がいるとは、自分の人生が変わった」と言ってくれてね。彼女は苦労しているわりに、悪ズレがない。

マニエリスムという人生作法 51): (司会者: 『オルフェウスの声』などが入っている〈異貌の人文学〉白水社シリーズの翻訳に参加しておられるのは、高山先生が評価されている方々なのですか?) 高山: そう。よく気づいたね。でも僕はなんとなくそのグループで有名な人、というのでグループは作らない。

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