空き瓶通信0041 小室哲哉と華原朋美

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有名人というのはどうやら因果な商売であるようで、富や名声をほしいままにする一方で、その恋愛遍歴を赤の他人に知られる存在でもある。特に結婚をしたときなどは悲惨で、その相手へといたるまでのパートナーをいちいち思いだされては、こっちではなくてあっちと結婚しておけばよかったのになどと、好き放題いわれる。気の毒としかいいようがない。

さて、今回は小室哲哉と華原朋美について語りたい。もし、かつてのベストカップルランキングというものがあったとしたら、小室哲哉と華原朋美は、必ずや上位入賞を果たすのだと思う。このふたりはほんとうに幸せそうだったし、なによりすばらしいのは、ふたりはただ恋愛上のパートナーなだけではなくて、一緒に音楽活動も行っていたことだった。有名人カップルは数多く存在するが、仕事もともにする関係というのはめずらしい。

今回とりあげるのは、1995年の大晦日のレコード大賞の映像である。うれしさいっぱいの華原朋美と、自信いっぱいの小室哲哉の表情がすてきだ。とくに小室哲哉の表情がたまらない。このひとは、そのときどきの精神状態がもろに顔に出るタイプで、不調のときは本当に情けない顔になってしまうのだが、この小室哲哉ときたら、自分のもっている才能を存分に発揮して、まだまだ上を目指すんだというエネルギーにあふれている。男はかくありたいものである。

小室哲哉と華原朋美はこの数年後に別れてしまうことになるのだが、わたしたちはそれぞれのニュースを見るたびに、しあわせだった恋愛関係にあったときのふたりを思い出す。そしておせっかいにも、もしこのふたりがそのまま上手くいっていたら、どうだったのだろうと考えたりもする。余計なお世話であるのは重々承知でも、そんなことを思わずにいられないほど、ふたりが輝いていたからだ。

華原朋美 I BELIEVE 1995-12-31

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